堀川紀夫「東京ビエンナーレ’70の石 = (13 – 4) + 9 + 9 + 9」

堀川紀夫 Horikawa Michio
東京ビエンナーレ’70の石 = (13-4)+9+9+9

2023年3月18日(土)–4月28日(金)
開廊時間:火−土(日月祝休)12:00-19:00

3月18日(土)17:00-18:00 堀川紀夫+富井玲子(美術史家)オープニング・出版記念トーク(事前予約不要)及び18:00-19:00レセプション

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MISA SHIN GALLERYは、3月18日(土)から4月28日(金)まで、堀川紀夫の個展「東京ビエンナーレ ’70の石 = (13 – 4) + 9 + 9 + 9」を開催いたします。

堀川紀夫の石を送るメールアートは、1969年7月、アポロ11号の月面着陸および月の石の採取に着想を得て、信濃川で地球の石を拾い、針金で梱包して美術関係者11名に郵送した「The Shinano River Plan: 11」からスタートしました。

その翌年、東京都美術館において中原佑介をコミッショナーに「人間と物質」というテーマで第10回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)が開催されますが、堀川も、カール・アンドレ、クリスト、リチャード・セラ、高松次郎、松沢宥など国内外から計40名のアーティストの1人として招待され、展覧会は京都市美術館、愛知県美術館、福岡県文化会館へと巡回展示されました。

東京ビエンナーレでは、1970年4月に打ち上げられたアポロ13号に因んで、「The Nakanomata River Plan: 13」と題し、中ノ俣川の川原で石を13 個採取、13日間にわたって毎日一個ずつビエンナーレ事務局へ郵送された合計13個の石が展示されましたが、会期中に4つの石が会場から姿を消してしまうハプニングに見舞われます。堀川はこのことから、巡回された残り3つの各会場には、13から紛失した4を差し引き、9個の石を採取・郵送・出品します。会期終了後、東京と京都の石は1個を除いて川に返され、作品から自然の石へと戻されました。

堀川は、東京会場に出品された石の写真、重量、採取日時や場所、発送日、郵便局の領収書などの情報を、シルク印刷をした特製のデータカードに記録し、後にアーティストブックと呼ばれることになる封筒入りの冊子を制作します。その各ページは当時の最新機器であったゼロックスのコピー機で5部複写され、コミッショナーで美術評論家の中原佑介と当時毎日新聞社で東京ビエンナーレ事務局を担当していた峯村敏明へそれぞれ1部ずつ送り、もう1部が会場に展示されました。

本展では1970年の東京ビエンナーレで実際に展示されたゼロックスのコピーの各ページを中心に、東京、京都、愛知、福岡の会場とそれぞれに郵送・出品された作品を時系列に沿って紹介いたします。

また東京ビエンナーレの東京会場から返却後、川に戻さず保管していた石を東京ビエンナーレ以来、初めて公開します。さらに、ベトナム反戦の意思表示として 1969年に当時のアメリカ大統領ニクソンにクリスマスプレゼントとして送った石が、リチャード・ニクソン大統領図書館・博物館に所蔵されていることが今年に入りアーティストのタイラー・コバーンにより確認され、堀川が撮影した石の写真とアメリカ大使館から届いた礼状や郵送時の受領証を特製シートに貼付し複写した作品、また1970年に当時の総理大臣であった佐藤栄作に送った石の制作過程を撮影した写真のスライドショー及び石の写真を同じく特製シートに貼付し複写した作品、53年ぶりの再制作となる「あなたに五円あげます」(1970/2023)を合わせて展示いたします。

石そのものが表現であると同時に、石を送る行為とその過程、さらに写真や郵送行為の記録をデータカードとして作品化するなど、さまざまな表現方法が重層化された、MISA SHIN GALLERYでは2度目となる堀川紀夫の石を送るメールアートをご高覧ください。

なお、展覧会初日には、昨年10月に現代企画室より出版された「石を送るメール・アート読本」の出版を記念し、共著者である美術史家の富井玲子氏を招きトークを行う予定です。レセプションでは、書籍の販売とサイン会を実施いたします。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

書籍概要
石を送るメール・アート読本
堀川紀夫/著・富井玲子/著 2022年10月刊行 定価2800円+税 出版社: 現代企画室

堀川紀夫 Horikawa Michio
1946 年新潟県中頸城郡(現・上越市)に生まれ。1967 年、前山忠、市橋哲夫らをリーダーとする現代美術グループ「新
潟現代美術家集団 GUN(Group Ultra Niigata)」の結成に参加。主な展覧会に「Century City」テート・モダン(ロンドン 2001 年)、「Art, Anti-Art, Non-Art: Experimentations in the Public Sphere in Postwar Japan, 1950-1970」Getty Center, Research Institute Exhibition Gallery(ロサンジェルス 2007 年)、「越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟2000 年〜)、「荒野のラジカリズム グローバル 60年代の日本の現代美術家たち」Japan Society (ニューヨーク 2019年)、「Between Collectivism and Individualism —Japanese Avant-Garde in the 1950s and the 1960s」ザヘンタ国立美術館(ワルシャワ 2021年)など。

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2023-03-04|
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